去る10月15日(土)から18日の4日間、佐野市国際クリケット場(SICG)でクリケットの「ICC男子T20ワールドカップ東アジア予選」が開催されました。これは、国際クリケット評議会(ICC)が主催する男子ワールドカップの東アジア太平洋予選の出場国を決定する国際大会で、日本代表と韓国、インドネシアからも代表チームが来日し参加しました。
大会前日の14日(金)には、SICGにて3ヵ国の選手も集まり開会セレモニーが開催され、佐野市からも加藤副市長が挨拶。各国チームのキャプテンが優勝トロフィーを囲み健闘を誓い、記念撮影なども行われました。
今大会は4日間の大会期間中に3ヵ国による総当たり2回戦を行い、勝者には勝ち点(2点)が与えられるというもの。日本代表チームは韓国とインドネシア相手に3勝1敗で見事優勝し地区予選決勝大会に駒を進めました。選手の活躍も目覚ましく、大会初日はキャプテンの門脇フレミング選手がセンチュリー(1試合で100打点を一人で記録すること)を達成。また、3日目は山本レイクロックラン選手が22球でハーフセンチュリーを達成するという快挙を成し遂げ、大活躍。大会を盛り上げました。
今回の大会は、国際クリケット評議会(ICC)と般社団法人日本クリケット協会が主催、佐野市が共催として開催され、開催国日本におけるクリケットの普及と国際親善を図る目的から、大会2日目の16日(日)には同じSICG内であそ商工会主催の「第46回たぬまふるさと祭り」も3年ぶりに開催され、市内外から2,000人以上が来場。ステージでは多くの団体によるさまざまなパフォーマンスが披露され、豪華賞品が当たる抽選会なども行われました。また、茂木俊充衆議院議員・自民党幹事長も会場を訪れ挨拶されました。会場内にはクリケットの体験ブーズが設けられたり、試合後には選手とのふれ合いもあり、多くの来場者がクリケットに親しみました。
4日間の大会期間中は途中雨が降ったり、気温の差も激しく日もありましたが、大会関係者の尽力もありトラブルもなく全試合消化することができました。最終日の試合終了後は、閉会式とパーティが開催され、食事を楽しみながら各国選手や大会関係者らが交流を深め、健闘とたたえあいました。
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